年少児にとっては先生や友達と行く初めてのバスに乗っての園外保育でしたが,ペアの年長のお兄さんお姉さんに手をひかれ,ワクワクしながら出かけて行きました。年中児は同学年のなかよしペアで出発しました。
大型バスの中では一緒に歌を歌ったり,なぞなぞをしたりしながら楽しく過ごし,福田公園ではいろいろな種類のドングリを夢中になって拾い,袋の中はあっという間にいっぱいになりました。年長児は本で見つけた「ドングリの種類」の写真を持って行き,それを見ながら,拾ったドングリの名前を調べている姿も見られました。
「どこに落ちているかな」「あっ,ここにあるよ」
「これはシラカシかな」
広場でアスレチック遊具で遊んだり,滑り台やブランコで遊んだりした後は,ペアでお弁当を食べました。シートを敷いたり,お茶がこぼれたら拭いてあげたりと面倒を見てくれる年長児のことがもっと好きになったようです。
「ぐるぐるまわって楽しいね」
「よーいドン!」広いのでいっぱい走れました。
「ぐらぐら揺れるよ~」「すれ違うときは気をつけてね」
「みんなで食べるとおいしいね」「小さい組さん,用意できた?」
楽しい思い出とともに幼稚園に帰ってきた子供達は,それぞれの学年で経験したことが自信につながり,また一つ成長できたのではないかと思います。